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「だれがタブーをつくるのか」

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2019年11月6日

【著者コメント】
鈴木邦男さんは「転落の記」を高く評価してくれて、当時彼が出演していたラジオ番組にも呼んでくれた、いわば私にとって恩人のような方です。その鈴木さんと、メディアと原発事故の関係、人間の責任の取り方について10時間以上語り合った記録です。

【内容紹介】
かたや元右翼団体代表にして孤高の論客、かたや元博報堂社員にしてタブーへの挑戦者。
原発・広告・マスメディアを俎上にのせて語りこんだ、
「表現」の自由と責任、
「言論」の自由と覚悟。
【鈴木邦男】「原発CMに出たタレントも同じだ。内心忸怩たるものがあるのかもしれないが、誰も責任を取らない。自分の責任は考えない。〈自分〉がなくなっている。いや、〈自分〉を考えてはいる。正義感で内部告発して会社を辞めたら自分の家族はどうなる、自分の責任の放棄ではないか。それに、会社を守らなくては……と。本当にそれでいいのか。〈自分〉や〈責任〉は、そんなものなのか」 (あとがきより)
【本間龍】「会社や地域という共同体に属するうちに、その集団の中でつつがなく生きていくために、知らず知らずのうちにタブーをつくり、何に対しても責任をとらず、お互いを監視し合い、縛り合って閉塞していく。日常のそうした自覚なき無責任体質が収斂した究極の破局点が、今回の原発事故ではなかったか」

【ご購入】
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amazon…単行本:1,650円(税込)
Rakutenブックス…単行本:1,650円(税込)

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